1原木を買付け
山から下ろされた原木を、星野民藝の職人が1本1本見極め、良材のみを選び抜きます。
木そのものの個性を星野民藝の家具にどのように生かすか考えながら買い付けます。
2製材
製材は、丸太の割れ具合やコブの状態で木の性質を見極め、木目を予想しながら挽き方を決定します。製品になるか、木屑になるか、職人の永年の勘が、運命を左右します
3乾燥
製材後は、約1年かけて含水率を15~18%になるまで時間をかけて自然乾燥させます。風通しを良くするために桟木をはさみながら積み重ね保管させていきます。
大事に乾燥させることにより、より狂いにくい材料となります。
4機械乾燥
天然乾燥の後に、コンピューター管理の機械乾燥を行います。後々、反りや割れなどを最低限に防ぐ為、40度程の温度で風・蒸気を与えながら含水率を約8%まで時間をかけて乾燥させます。2週間ほどのシーズニング(寝かす事)を行い、約12%の安定含水率になり、始めて家具材となります。
5加工・研磨
製品別にカットされた木材を職人の技と経験を活かし、手カンナや特殊工具などを使用し、繊細かつ丁寧に加工していきます。その後、幾度も研磨を繰り返し、滑らかなラインに仕上げていきます。
6塗装・研磨
傷や汚れを防ぎ、木材の美しさを更に引き立てるため、表面にウレタン塗装を施します。用途に応じてポリウレタン塗装を施すこともあります。環境や健康のことを十分に考慮しています。
7組み立て
熟練した職人により、縁起のよい「ひょうたん継」など、独自の工法と伝統の技術により、丁寧に、そして頑丈に組立られます。
星野村の自然を『カタチ』にした家具に命が吹き込まれます。
孫子の代まで受け継がれます様にとココロを込めて・・・
8完成
各工程を終え、星野民藝家具へ生まれ変わります。
厳選された原木から、職人の手によって丁寧に仕上げられた家具をお客様のもとへ。
大切にお使いいただき、お客様と私たち星野民藝とのお付き合いも末永いものとなりますように…。
星野民藝家具は北海道産かばざくらを使用しております。
現地へ足を運び、丸太から買付し、到着後、自社にて製材を行います。
無垢の家具は乾燥が命です。1年ほどかけ自然乾燥し、その後にコンピューター制御の乾燥ガマにて、木の中に含まれる水分(含水率)を8%まで落とし、シーズニングを行います。
乾燥された材料は、木取→加工→塗装→組立てを行い完成されます。
一般的な家具屋さんで、一体敷地内にて製材から製品完成までを行う家具屋さんは全国探してもそうないのではないでしょうか。
そこまでこだわるのは徹底した製品へのこだわりと、木目を揃えるためだけでなく、中間マージンを抑えて、できるだけリーズナブルな価格でご提供するために行き着いた答えなのです。
乾燥材を他社から入手していたのであれば、一つの製品が様々な材料から創られることになります。
なるべく一つ家具は一本の木から創り上げたいという気持ちもあり、自社製材にこだわるのです。